菊花賞

今回コスモバルクの取捨が問題になろうが、みんなはやはりいとも簡単にこの馬を斬り捨ててしまっているようだ。


この日記のテーマは、一にボルチモア、二にボヘミアン、三にロリコン、そして最後に世間の逆をひた走る、である。*1


ここまで嫌われるとなるとコスモバルク、買い、であろう。
ただ、世間の逆とはいっても、その馬自体に世間の評価を覆すだけの下地というか能力をそなえていないと、世間をアッとおどろかせることはできないのである。


僕が競馬を始めた年の天皇賞、前走京都大賞典で惨敗を喫し、体調不良が唱えられていたスペシャルウィーク、同年のダービー、体調不良説のアドマイヤベガ

2000年、外枠、かかり癖がありいまいち信用できなかったエアシャカール菊花賞
2001年、春に高松宮記念を快勝するも、休み明けぶっつけ、大幅馬体重増などで嫌われたトロットスタースプリンターズS
同年、エリ女では、海外帰りのトゥザヴィクトリー
2002、春天日経賞で謎の失態をさらし、評価を下げたマンハッタンカフェ、使いすぎのタニノギムレットのダービー・・・


などなどめんどくさいのでここらへんにしておくが、コイツはクサイぞといういかにも消したくなる人気馬は意外と好走したりする。


ただし、ここで一つ条件となるのが、さっきも少し触れたが、もともとそのレースを勝つことができる能力の持ち主であるにもかかわらず、体調面や、前走の負けなどりより、能力とはつりあわない不当な評価を受けてしまったということだ。



今回この条件にコスモバルクを当てはめることができるかどうか、非常に微妙なところだが、ダービーのレースを見直してみると、アレだけの早仕掛けにもかかわらず、残り1ハロンあたりまでは必至に食い下がってる。あの負け方は距離じゃなく仕掛けが悪かったんでしょ?*2あれだけ早仕掛けなのにめっちゃ粘ってる、とも見てとれる。
2400もったから、淀の3000もいけるということは決してなかろうが、この馬の血統がどうだとか、*3折り合いがどうこうというだけの理由で安易にこの馬を斬りたくはない。



といってもやはりファンが多い馬だけに、これだけの不安材料を持っていても1番人気になろう。
3.5倍をきるようならためらわず斬ってしまいたい。


ということで結論はまた週末・・・。

*1:と思う

*2:ちょっと弱気

*3:メガスターダムも走っている