コスモバルク


昨日まで本命はコスモバルクだった。だから日刊予想もこの馬を本命にしようと思って、昨日はこの馬を精一杯褒めちぎったつもりだった。


でも昨日の文章考えてて何かが違うと思ったというか、何か苦しかった。それはバルクがこれまで上がりの瞬発力勝負しか経験していないということ。

今回のダービーはマイネルマクロスが大逃げの予定。そうなれば、Hペースになるかどうかは分からないとしても、よどみのない平均ペース*1以上になることは必至。そんな消耗戦になった時のバルクの競馬は未知。つまりは死角。


この死角に気付いていながらも、昨日の文章は、バルクが如何にSペースで上がりの競馬に強いかということしか言及しておらず、今回よそうされるHペースに関しては未知だということに目をつぶっている。*2


なんでこんなインチキ予想になったかというと、バルクに勝ってもらいたいという思いが僕の中にあったからだろう。これは何を隠そう私情を含んだ予想である。これは一番やっちゃいかんパターン。
予想に私情を挟んではいけない。といっても、応援馬券なるものがあるくらいだから別に思い入れのある予想もかまわないわけだけれども、その馬券で大勝負してはいけない。ましてや、競馬研を代表する予想のはずなのに、僕の勝手な思い入れに重きを置いて、バルクの致命的な死角に気付かない振りをした予想を書き上げてしまった。これではイカン。


このことに気付かせてくれたのは、昨日の井村さんの「ストイックな予想・・・」というカキコでした。死角を無視して思いっきり世間に流された『表』予想になっていることが分かりました。
どうもありがとうございました。大きな過ちを犯すところでした。

*1:下手すればHペース

*2:気付いていないならまだしも、気付いてるにもかかわらず気付いてない振りをしているあたりがタチが悪い。