銀満王国

先日都内某所でボルチモア教総会が行われました。



教祖「ついにこの週がやってきましたね。ローカル芝1200にGIというスポットライトが当る日が。ボルチモア教の我々にとって1年間の成果が問われるレースです。ですから絶対に当てねばならん。*1


簿辺見 杏「教祖のおっしゃるとおりですね。是が非でも当てたいレース。でも我々の主戦場は確かにローカル芝1200ではあるが、そこには裏開催という絶対条件がありきなので、GIともなるとちょっと話は別なような気が・・・。」


掘地 モ亜「細かいことは気にすんな。しかもおまえ、そんな細かいこと気にしてたらボルチモア教徒とは言われへんぞ。あまり深読みせんと、何となく走りそうな馬やったらとりあえず買っとけっちゅうのがボルチモアなんやからな。だからお前はいつまでたっても軸1頭決めな買われへんのじゃ。もっとおおらかな心を持ちたまえ。」


教祖「まあまあ掘地くんいいじゃないですか。2人の間に確執があることは私も分かっています。今日はそうことはなしにして、お互いの意見をぶつけあいましょうよ。ではさっそくメンバーを吟味していきましょうか。ぱっとみてまず思うことは前につけたい馬が多いということかね?」


掘地「そうですね。オープン、準オープン級は別として、快速馬がそろいました。カルストンにメイショウボーラーギャラントアロー。」


「けど、メイショウボーラーは昨年暮れのCBC賞で差す競馬でそこそこ差を詰めてきてるし、ギャラントに関しては最近は控える競馬を覚えさしてるので、何が何でも行きたいのはカルストンくらいなもんでしょうな。」


掘地「うん、確かに。まあカルストンがハナ切るんやからテンからメチャメチャ速いってのはほぼ確定かな。やっぱメイショウボーラーとかアホみたいに人気しちゃうの?」


教祖「芝に比べてレベルが落ちるダートで3連勝でGI勝ってもまったく意味ないよね。この馬の評価は昨年暮れのCBCB賞で大外からよく差してこれたなぁくらいのレベル。それに無駄にダート3戦分の疲労が溜まっただけ、みたいな。怪しい。」


掘地「そういう怪しい時に限ってあっさり勝たれちゃう・・・。」


教祖「いや、他に魅力的な馬がわんさか。ゴールデンロドリゴゴールデンキャスト、ウィンクリューガー!!」


「なんかそれ騎手で選んでない?w」


教祖「お前鋭いな。そうや、(元)地方騎手丼。やっぱローカルは騎手。この3頭のBOXは抑えておきたいところ。」


掘地「教祖、相変わらず安易なお考えですね。せめて人気どころは加えておきましょうよ。」


教祖「そういやプレシャスカフェってどうなん?」


掘地「さ〜あ、可もなく不可もなく。我々信者にとっては一番厄介なキャラですな。猫背の2週連続重賞勝ちは気持ち悪い」


教祖「あ、猫背で思い出したけど、先週は東西で猫背が重賞勝ちでしたね。ダンスインザモアが買った時点で、サインだと解釈して大急ぎで窓口に飛び込んでたら・・・。」


「また教祖のたられば脳内ゲッツが始まったよ・・・。」


教祖「まあ何にしても、結局は枠順決まらな結論は出んね。開催8日目といえども、4角で大外ぶん回して連までは無理や。あれができるのはデュランダルくらいなもん。あとキングヘイロー。4角で内を突ける馬が有利になる。しかもそんな器用な真似ができるのは稔様と赤木くらいなもんやで。特に今開催の赤木はそのことようわかってるで。小牧は微妙やけど、ウィンクリューガーとゴールデンロドリゴは一押しや。」

*1:≠絶対にプラスw