ペース予想


なんてものはマスコミが勝手に憶測で流しているもので大抵の場合はデマだろう。
今日の皐月賞にしたって、みんなHペース前提の下で予想が組み立てられてしまっている。
マクロスが出遅れたからペースが落ち着いたように見えるが、メイショウボーラー鞍上の福永はスタートしてそれほどガツガツいっていない。だからたとえマクロスが出遅れてなくても、後続は追走せずマクロスのみが飛ばしてMペースくらいで流れていただろうから、やっぱり結果はあんまり変わらないのではないか。


それをマスコミは、このレースはHペースだから、フォーカルが巻き返すだの、ブラックタイドが突き抜けるだの適当なことを言っている。それにつられて行きしの京阪電車では、『Hペースでフォーカル差してくるって』とかいう発言が右往左往していた。



いや、確かに後続がマクロスに付いていってHペースになる可能性は十分にあったと思う。しかし、数ある起こる可能性のあるペースのなかで、マスコミが取り上げたペースは、少なからず起こる可能性は低くなってしまうのではないか。当然ペースをつくり出す当事者の騎手の耳にもマスコミの情報は入って来るのだから。影響するに違いない。
だからそのペースを基に予想するのはとても危険。


ペースを考えて馬券を組み立てるのは非常に重要である。だってレース中にテンの速さがわかれば、あっ、これ前残りやな、とかいうふうに直線の各馬の伸びを測り知ることができるのだから、それを事前に読むことは馬券を組み立てる上でかなり参考になると思う。


しかし、その基となるペースを世間に流されているようなペースで考えてはいけない。数ある起こる可能性のあるペースのなかで、世間一般では流れていず、かといって全く有り得ないというわけではないようなペースを十分考慮に入れて予想してやらないと。

そのように考えた馬券は、つまりは世間の逆を行ってるわけだから、大抵高配当。

要はペースなんてものは、棟広さんの言うところの不確定要素なわけだから、一つのペースに固執したらダメってことね。あらゆる可能性を考慮に入れてやら無いと。

ちなみに掲示板にカキコしたように、皐月の馬券は前の馬を中心に組み立てて、ずばり嵌った*1


よって、



逃げ、差し、前総崩れ、・・・などのあらゆるペースの可能性を考慮に入れて、その時の馬場レベルに合う馬をまとめて面倒見てやるボルチモアという馬券がどんなに素晴らしいか、


ということが言いたいがために長々と書いてきたわけでもないのだが(笑



これっていわゆる、布教活動??*2

*1:けど当たってない(笑

*2:ボルチモアの取り扱いには十分ご注意を